袋井市議会 2019-12-09
令和元年建設経済委員会 本文 開催日:2019-12-09
3点目でございますけれども、小笠山工業団地の関係でございます。
平成27年度に、県の内陸フロンティア推進地域の指定を受けまして、内陸部の産業発展と海岸部の防災・減災を同時に図るため、豊沢工業団地と小笠山工業団地及び浅羽海岸の防潮堤整備を一体で進めるというスキームで進めてまいりました。
これまで豊沢工業団地からの土の搬出により、防潮堤整備事業の進捗を図ってまいりましたけれども、袋井市施工分の防潮堤整備の残り1.4キロメートルに必要な約26万立方メートルの土の確保の課題でございましたけれども、本日報告させていただきます小笠山工業団地の北側区域の開発によりまして、その確保の見通しも立ってまいりましたので、工業団地の進捗状況とあわせて報告をさせていただきます。
それでは、本日の委員会では、付託議案の審査が5件、報告事項1件、資料提供1件でございます。よろしく御審議の上、議案の御可決を賜りますようお願い申し上げます。
3:
◯戸塚委員長 ありがとうございました。
それでは、付託議案の審査に入りますが、その前に私、少し御報告をします。
5日に指定管理の関係で、委員の皆様には御審議をいただいて、結果につきましては、正副委員長で取りまとめをしまして、本日8時半に、民生文教委員会正副委員長に報告、あわせて書面で提出をさせていただきました。
内容については、議会事務局の担当のほうから既に配信をしていただいておりますので、御了解のことと思いますが、その点について少し、皆さんにお話ししてございませんでしたので、付託議案の審査に入ります前に御報告をさせていただきます。
それでは、付託議案の審査に入ります。
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令和元年11月市議会定例会付託議案の審査
ア 議第60号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第3号)について─所
管部門─
4:
◯戸塚委員長 最初に、議第60号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第3号)についてのうち、所管部門を議題といたします。
補正予算書の歳出の款項目の順に当局の説明を求めます。
初めに、農政課所管について、当局の説明を求めます。
木根農政課長。
5:
◯木根農政課長 (省略)
6:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。
岡本委員。
7:
◯岡本委員 ただいまの説明で、本年度の実施分が、中新田地区が700本で、野球場周辺の農免道路の南側が60本で合計760本、これを786万円の予算で伐倒するということですけれども、現地を見ますと、大野地区、それから野球場も一部そうかもしれないですけれども、東同笠地区に、特に松枯れが顕著のような印象を受けますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
8:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
9:
◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。
今回、松枯れが顕著になったということで、中新田地区を説明の中で挙げさせていただきましたけれども、中新田地区がおおむね300本ほど、今、見込んでおります。
岡本委員がおっしゃいました大野地区、東同笠地区におきましてもそれぞれ松枯れが見られますので、今回の760本の中にも含まれております。
西側から見ていきますと、湊地区が約40本ほど、太郎助地区が40本ほど、同笠地区ですね、西同笠、東同笠がございますけれども約200本ほど、大野地区が110本ほど、中新田地区が360本ほど、合計で760本、そんなことで事業のほうを進めてまいろうと考えております。
10:
◯戸塚委員長 木根農政課長、少しいいですか。
先ほどの説明のときに、中新田地区で700本、野球場で60本というのが、それ、説明が少し矛盾しています。もう一度整理して言ってください。
11:
◯木根農政課長 一番松枯れが顕著なところが中新田地区でしたので、済みません。先ほどの説明は中新田地区を中心にと言ったつもりでした。申しわけございませんでした。
中新田地区が、今回の760本の中では360本ほど、一番多いということで見込んでおります。
12:
◯戸塚委員長 岡本委員からの質問が、大野地区と東同笠地区にもあるんじゃないかということで、もう一度整理して、今、全部で760本という御説明でありましたので、その内訳というんですか、それぞれのところで本数を少し説明してください。
13:
◯木根農政課長 西側から湊地区におきましては40本ほど、太郎助地区におきましても40本ほど、西同笠、東同笠、同笠地区につきましては200本ほど、今ありました大野地区につきましても110本ほど、中新田地区が360本ほどということで、合計しますと760本。そのうち一番ひどいのが中新田地区ということでございます。
14:
◯戸塚委員長 今の説明で、岡本委員、どうですか。
岡本委員。
15:
◯岡本委員 2度目の説明で中新田地区が300本と言って、大野地区、東同笠地区でもあるということで説明聞いたんですけれども、3度目の説明ですと、中新田地区が360本と、言う都度その数字が変わっているんですけれども、最後に地区ごとに細かく言ってくれたですけど、それが、780本、760本に合致しないように思ったんですけどね。
16:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
17:
◯木根農政課長 済みません。申しわけございません。私の説明で各地区のメモを用意しておるんですけれども、概数で言ったところがございますので、もう一度1本ずつ正確に申し上げます。申しわけございません。
西から湊地区が細かい数字まで言いますと41本、太郎助地区につきましても41本、細かな数字で言いますと同笠地区につきましては205本、大野地区につきましては110本、中新田地区につきましては細かな数字になりますが363本で、合計しますと760本。そんなことでございます。申しわけございませんでした。
18:
◯戸塚委員長 そのほか、どうでしょうか。
高木委員。
19:
◯高木委員 グリーンウェーブ等で1万8,000本植栽をしましたよと、今年度被害が大きくて760本という形の中で、抜本的に被害を防ぐ対応ですよね。消毒を散布したりとか、いろいろやってはいるとは思いますけれども、このままいくと十数年たつと、せっかくのグリーンウェーブで皆さんのお力をいただいて植えた松が枯れていってしまうということを、やはり少しでも防いでいかなければいけないと思うんですけれども、そこらも少し、対応策について具体的に何か、中遠農林事務所ともそういう協議をされておるのか、そこらを少しお聞きしたいと思います。
20:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
21:
◯木根農政課長 ただいまの高木委員の御質問にお答えいたします。
松枯れの対策ということでございますけれども、今回、松枯れに伴います伐倒につきまして、特に今回ですけれども、ただいま高木委員からありましたように、県のほう、具体的に言いますと、県の森林・林業研究センターの上席研究員、また樹木医にそれぞれ、原因と対策につきまして、現場確認を一緒にさせていただいております。また、県の保安林担当、中遠農林事務所ですけれども、治山課からも御意見のほうを頂戴いたしております。
それぞれ現場に行きまして、松枯れ対策につきましては、主に二つの指導がございます。これまでにやっております。一つ目は、感染源を出す伐倒、それと、原因となっておりますカミキリムシを駆除する薬剤散布、この基本の組み合わせが鉄則でありまして、この二つをやっておるところでございます。
しかしながら、研究員、樹木医に言いますと、伐倒と薬剤散布は松枯れを100%防げるという対策ということと捉えがちですけれども、実は松枯れを抑制する、抑えるという対策でございまして、今現在できる最善の防止対策ということで続けております。研究員によりますと、効果が出るのにおおむね、この両方を組み合わせると、3年ぐらいはかかるんじゃないかなという見解のほうをいただいております。
もしこれ、仮にやらないと、伐倒も薬剤散布もやらないと松枯れは全滅してしまうということで、実際中新田地区に隣接しております掛川市のほうの海浜公園があるんですけれども、約3年で全滅したと、そんなことも聞いております。
今後につきましてですけれども、研究員、樹木医と相談しておりまして、今後につきましては、伐倒駆除と薬剤散布に加えまして、先進事例で静岡市の清水区の美保地区の松林がきれいなところがございますけれども、先進事例で効果が出ております、特に薬剤散布の回数を、現行の1回から2回ということを検討したらどうだということでございます。これも今、検討しておるところでございますが、うちのグリーンウェーブの場所が、隣が大根畑でありましたり、畑がある関係で、出荷の関係で、少し出荷の時期との兼ね合いから、今現在、農家の皆さんとも協議しているということで、薬剤散布の回数、また並びに本年度になりますけれども、年明けの1月に初めてお願いしたんですけれども、国の専門官に来ていただけるということで、松枯れの松林の確認と調査をお願いしておりまして、対策のアドバイスを今現在、受けるということで、年明けにそんなことを予定しております。
そういったことを踏まえまして、対策のほうも今後、さらに徹底できればと考えております。
22:
◯戸塚委員長 そのほか。
岡本委員。
23:
◯岡本委員 今、高木委員からの松枯れの対策についての説明があったんですけれども、伐倒した松の中に、実際はカミキリムシが媒介したセンチュウがいるわけですけれども、そのセンチュウの処理をどうしているのかということと、もう一点目は、グリーンウェーブの植樹の場所と、それと並行している県の防潮林、保安林の松枯れの部分はタイアップして伐倒処理をしているのかどうか。この2点について、お願いします。
24:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
25:
◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。
伐倒処理した後のセンチュウのぐあいということですけれども、伐倒した松につきましては、大型の松をチップにする機械がございまして、そこで破砕処理のほうをしております。
破砕したときにはまだ松の中には幼虫がおりますけれども、幼虫も一緒に破砕して、その周りにいますセンチュウのほうもほぼ消滅すると。仮に生き延びたとしましても、1月から2月のこの寒い時期には生きることはできないということで、専門の方からも、そんなことで伺っております。死滅するということでございます。
2番目の、県の防潮堤のタイアップということですけれども、県の防潮堤のほうも今現在、両端、西は湊地区のほう、東は中新田地区のほうに一部、まだ第一線堤松林がございます。
具体的に5月の下旬になりますと、県のほうもまだ空中散布のほうを行っておりまして、お互いに薬剤をどのように使うのかとか、薬剤散布の時期などを県と話し合いながら調整のほうをしております。それはなぜかといいますと、松からカミキリムシが出る時期は県の方が予測しているということもございまして、そういったことからも意見交換をしながらやっております。
今後の防潮堤の第一線堤の松の処分につきましては、東側の中新田地区のほうの第一線堤のほうは大分枯れが進みまして、今年度の冬の伐倒でほぼ伐倒し終えるということでございます。逆に、湊地区のほうの松につきましては、一部松枯れがございますけれども、今後の防潮堤の工事を見据えて、令和4年ぐらいまでは空中散布をやって、令和5年の防潮堤の整備に向けて、そこでは伐倒のほうをやらなきゃいけないということで伺っております。
26:
◯戸塚委員長 岡本委員。
27:
◯岡本委員 そうしますと、チップに破砕する際にセンチュウが死滅するということで、そういった方法で伐倒したものについてはやるということで確認できたわけですけれども、県の保安林との連携ですけれども、薬剤散布のほかに、伐倒も当然連携してやっていくということですけれども、中新田地区はこの冬までに伐倒を終えるということですけれども、湊のほうは伐倒しないんですか、該当部分を。といいますのは、センチュウを媒介するカミキリムシが飛び始めるのが、大体、5月の中旬以降になるものですから、やはりその前に、伐倒処理というか、そういった枯損木については処理をしておくということが必要になってくると認識しているんですけれども、どうでしょうか。
28:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
29:
◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。
第一線堤、県で管理しております防風林の関係の西側のほうですけれども、確かに岡本委員がおっしゃるように、今現在は青々している状況でございますけれども、一部松枯れが見られるということで、距離にして571メートル現在あるそうですけれども、そのうちの一部につきましては、松枯れの枯れている部分につきましては、今年度で伐倒するということで伺っております。
30:
◯戸塚委員長 大庭委員。
31: ◯大庭委員 抜本的な対策を今後どのように打つか、樹種の変更をどのように考えていくかということについて少し質問したいと思うんですが、ここ数年の話ではなくて、この薬剤散布と伐倒については、私の承知している限りでは30年余前からずっとこの繰り返しであります。
グリーンウェーブで植えて、樹種も松枯れに強いと思われる樹種を植樹したにもかかわらず、結果このようになっていく。海岸線は、白砂青松という言葉にあらわされているように、青い松と書いて青松というわけですが、海岸線がきれいな浅羽海岸、ここをもう松が難しいということになれば、樹種を変更して新たな防風林を植樹していくと、先人が、明治、大正、昭和、ずっと植林をしたり、さまざまな対策を打ってきたんですが、結局それが追いつかないわけですよね。
そこで質問なんですが、樹種を今後どのように変更してこれに対応するか、それでないともう抜本対策というのは無理だと思うんですよ。
それで今現在、5.35キロメートル、平方メートルで何平方メートルあるか、私承知していないんですが、松が植えられている面積が、この5.35キロメートルのうち、面積比率で何%、いわゆる植樹されているのか。そのうち、伐倒しなければならない面積が何%なのか。
恐らく今後、2年、3年の中で、いろいろ、今言った伐倒と薬剤散布、これを繰り返してやっていくわけですが、恐らくじわじわと松枯れになっていく可能性があるんですよね。そのことによって樹種を変更して防風林を維持していく、その全体スキーム、それがわかっていないと、ここで予算を審査して何%、760本、今回伐倒しますので予算を御了解くださいのこの審査ですけれども、私たちは全体を俯瞰する中で今後を考えていかないと、今回が緊急のいわゆる処置だと。対策でも何でもないと、これは。
というところに視点を置いていかないと、これ、ずっと繰り返しなんです。きょう、きのう始まった話じゃないものですから、そこら辺についてわかったら教えていただきたい。特に面積的なもの、松の面積について、しばらくそういう数字も聞いていませんので、後で書類を提出していただいても結構ですが、情報が共有できるようにお願いしたいと思います。いずれにしましても、樹種について、今後の展開についてお伺いをしたいと思います。
32:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
33:
◯木根農政課長 ただいまの大庭通嘉委員の御質問にお答え申し上げます。
樹種の変更ということですけれども、冒頭、大庭委員からもございましたように、松林は塩害や風害の抑制に努めているということで、昔から農地や居住地を守るということで、植栽をやっているということでも十分認識しております。
ただいまの樹種の変更ですけれども、今年度から始まりました森林環境譲与税を使いまして、補植ということの作業を今年度から入っていく予定でございます。
樹種につきましては、具体的には今現在、県の第一線堤も樹種の変更ということで、松からほかの樹種、おおむね18種類の松以外のものを植えているということで進めておりますけれども、そのうちの生育の調子のいい6種類をアドバイスいただきまして、本年度からその6種類のほうを植えていく予定でございます。
そうはいっても、抵抗性クロマツがその中でもぐあいがいいということを伺っておりますけれども、抵抗性クロマツに加えまして、カシやタブノキ、クロガネモチ、ヤブニッケイ、ネズミモチと、この6種類のほうの捕植のほうを今現在、予定しているところでございます。
2番目の、現在の松の状況ということですけれども、平成17年から5年間で1万8,300本植えまして、これまで伐倒した数が7,727本伐倒しております。単純に率でいいますと、残っている数が1万573本ですので、1万573本割る1万8,300本ということで57.7%、おおむね6割が松が残っているということでございます。
今後、伐倒した後ということですけれども、今回伐倒を予定している数が760本を予定しております。そうしますと、計算上ですと53.6%ということで、おおむね5割強の松が残ると、保たれるということで捉えております。
全体のスキームということですけれども、今後の松枯れの対策も含めてですけれども、対策につきましては、基本となります感染源を絶つ伐倒駆除と薬剤散布、この組み合わせが基本中の基本の鉄則ということで、この二つを中心に駆除のほうはやってまいります。先ほど申したように、両方やり始めたのが、実は平成30年度から空中散布のほうを始めましたので、効果が出るまで3年ということで伺っております。自分としても効果が出ることを期待しておりますが、そういった駆除と薬剤散布をまずは徹底すると。
それで、捕植につきましては、森林環境譲与税を用いまして、今年度から1年当たり2,500平方メートルずつ補植していきます。そうしますと、計算上ですと、14年かけて今枯れている松の捕植ができるかと捉えているところでございます。
34:
◯戸塚委員長 大庭委員。
35: ◯大庭委員 当面は、伐倒、薬剤、これで処理をしていくということなんですが、今、お話があったように、トータル1万8,300本のうち、既に7,727本が伐倒する。これにかて加えて760本加える。今現在、1万573本残っていると、760本を引くと、もう1万本を切るわけですね。それをさらに、じわじわじわじわ薬剤散布と伐倒をしつつも、減少していくというのはもう恐らく想像にかたくないわけですね。
そういうことからすると、今現在、明治、大正、昭和、それぞれ先人が植えてきた松、この平成にずっと植えてきた平成の松、これが平成21年から平成27年まで1万8,300本を植えたわけですが、要は、トータルで松の面積が幾つで、今さっきのお話だと、1万8,300本のうちの50%が残っているということなんですが、それ以外の残さなければいけないトータルの松が何本あって、それで、それがどういうように減少していくという意味での、私はスキームを聞きたかったんですよ。
今いろいろ研究途中ですから、もちろん木根農政課長もおわかりにならないことがあると思うんですが、18種類をとりあえずいろいろ植樹した、その中に耐性の強い6種類を選んだと。例えば、クロガネ、ネズミモチ、カシほか、そういう3種類のものを入れて、6種類のもので補植すると。
ですから今現在、この1万8,300本を伐倒した後、そういうのを植えるという作業もやっていると思うんですよね。それからもう既に伐倒して空白になったところ、要するに松がないところに捕植しているという、いろいろなものがあると思うんですよ。
それを全体的にどういうように計画するかということを、私は担当課でもしっかり承知をしておいていただいて、何かこういう質問が出たときに、資料が継続して皆さんが共有できるようにしていないと、予算審査のときに760本だけに目が行きがちだけれども、本当にトータルとしての袋井市の白砂青松、美的、きれいな防潮堤、あるいは海岸線の保全もさることながら、先ほどの塩害、風害、さらには最近では台風のたびに削られていく海岸線、こういうところの補強にもなっていると。ですから、もうさまざまな観点でこれは必要なんだと、ついては松にこだわることなく、別の樹種でこのように対応していますよと、今現在の進捗はこうですよということがわかるような資料を、きょうはもう結構ですので、作成しておいていただいて、来るべきそういう植樹したりするときに、みんなが共有できるようにしてほしいなと思います。
何となく場当たりに見えちゃうんですよ。松が枯れた、じゃ、ことしここで何本、ここで何本と、もう先ほどの話を聞くと、40本だ、41本だと1本ずつのカウントまでしているんですから、すごいじゃないですか。松に多分、札番をつけてやっているぐらいじゃないですか。そのぐらいにチェックしていると思うんですよ。
一方では、それがむなしいかな、どんどんどんどん枯れていくという、この現実、その中で、本当の意味の対策、効果的な予算を使っての対策ということを、私たちは審議しなければならないと思います。
したがって、そういうような今後の全体スキーム・計画、あわせて現状がどうなっているのか、そういうことだけしっかり整理をしておいていただきたいと思います。
これは、後段は要望でいいですが、前段の樹種変更については早急に、十分今回のこの予算を使って、対策を打っておいていただきたいと思います。
36:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
37:
◯木根農政課長 ただいまの大庭委員の要望ということで、御意見いただきましてありがとうございます。
大庭委員がおっしゃるように、明治、大正の時代から松の植栽をしているということで、自分も文献のほうを確認いたしまして、本当に昔からやっておりまして、第一線堤が県の防潮堤で、第二線堤、第三線堤、第四線堤、内陸にある、どうも第五線堤ぐらいまであるということで伺っております。そこの昔からの松のただいま被害拡大防止森林というエリアで指定されておりまして、面積的には5ヘクタールということまでは把握しておるんですけれども、大庭委員がおっしゃるような本数のところまでは、済みません、把握しておらなかったものですから、トータルとしていま一度、全体計画の整理の中で対応してまいりたいと考えております。ありがとうございます。
38:
◯戸塚委員長 竹野委員。
39: ◯竹野委員 松くい虫対策のことでのこの補正予算は、私はそれでやむを得ないと思うんだけど、先ほども、樹種の、つまり違った植樹と、私は実は関心を持っておりまして、たしか横浜国立大学の先生で、月見の里学遊館でもそういう講演され、そして中東遠総合医療センターの植樹もその先生の指導でやったんですけれども、要するに、強いのは、いろいろな種類の樹木があったほうがいいと、そして今名前が挙がったシイとかタブとかカシとか、それからクロガネモチとか、そういうのを植えたほうが海岸でも有効だということは僕も聞いているわけね。
そこで、今後のことですけれども、伐採すると、この松くい虫のね。そういうところは、今後はもう松にこだわらずに、そうやって今の名前を挙げられた木、そういうのを植える方針かどうか、少しお聞きしたいんですけど。
40:
◯戸塚委員長 木根農政課長。
41:
◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答え申し上げます。
今年度から始まります捕植につきましては、先ほどの6種類を中心にということで考えております。もちろん、地元の皆さんの御意見も伺うということで、湊地区の会合にも参加して樹種のほうの説明を今現在させていただいております。
松以外も植えていくんですけれども、地域の皆さん、松への、先ほどもありましたように、白砂青松ということで、松の要望も強いということも感じておりますが、竹野委員がおっしゃるような、ほかの種類、特に広葉樹もまぜながら、植栽のほうを進めていけたらなということで考えております。
42:
◯戸塚委員長 では、そのほか、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯戸塚委員長 では、そのほか御質疑もございませんので、以上で、農政課所管については終了といたします。
次に、都市整備課所管についての説明を求めます。
八木都市整備課長。
44: ◯八木都市整備課長 (省略)
45:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。
大庭委員。
46: ◯大庭委員 都市計画道路田端宝野線について、少しお伺いいたします。
今回、そういうことで用地測量業務委託と換地設計業務委託ということで、一式出されて780メートル、12メートルの幅員の道路の計画ということで、ついに着手されるということになってくるわけですが、これ、袋井高校、袋井南中学校、子供たちが旧の道路をあの狭い中を通っていて、我々走りながらも大変危険に感じていますけれども、この道路の完成によって随分改善が期待をされますけれども、供用開始はめどは、大体何年先を予定しているのか、参考までにお伺いしたいと思います。
47:
◯戸塚委員長 八木都市整備課長。
48: ◯八木都市整備課長 田端宝野線につきましては、来年度の事業認可を、取得を目指して今進めております。
供用開始でございますけれども、街路事業としてどのくらいやっていくかというところになるかと思いますが、令和8年ぐらい、5年間で整備をするというところで今考えておるところです。
49:
◯戸塚委員長 大庭委員。
50: ◯大庭委員 これだけの町なかを5年間でということは、かなりスピード、本来、一、二年でやってもらいたいですが、実際それは無理ですから、5年でやるということもすごいことだなと思って伺っていたんですが、それは令和5年ぐらい、来年からなので、令和6年、7年ですか。
〔
発言する者あり〕
51: ◯大庭委員 ことしやって、来年申請ですから、令和7年に供用開始、令和8年4月か。
きょうのこの答弁をしっかり議事録に残して、担当の皆さんしっかりやっていただきたいと思います。本当に危ない道路を、結局あの大門の区画整理があって着手されないまま進められていますので、しっかり進めていただきたいと思います。
52:
◯戸塚委員長 岡本委員。
53:
◯岡本委員 田端宝野線の調査設計委託料として、補正予算が今回計上されるわけですけれども、関連する仮換地設計とか、その辺とのリンクがどうなっているのかについて御質問したいと思います。
54:
◯戸塚委員長 八木都市整備課長。
55: ◯八木都市整備課長 今年度の業務といたしましては、仮換地設計、それと用地測量ということで考えております。仮換地設計につきましては、県のほうでも街路事業として用地測量をやっていまして、それに基づいて今、仮換地、沿道街路整備事業の区域を決定するために、今地権者と個別面談を行いながら換地を計画しているというところでございまして、実際に用地測量を実施することによって正確な面積が出ますので、仮換地とリンクしていくということになるかと思います。
56:
◯戸塚委員長 岡本委員。
57:
◯岡本委員 といいますのは、当然これで用地が必要になってくると思うんですけど、全体の減歩率とか保留地の確保とか、その辺の見通しというのは、どのようになっているんでしょうか。
58:
◯戸塚委員長 八木都市整備課長。
59: ◯八木都市整備課長 区画整理事業ということ、減歩率というところが出てくるかと思いますけれども、あの沿道街路整備事業につきましては、従前の土地と換地する土地というところで、同一価値、また同一面積になるのかなというところでございます。減歩率というのも発生しないというようなことで考えてございます。
〔
発言する者あり〕
60:
◯戸塚委員長 八木都市整備課長。
61: ◯八木都市整備課長 済みません。申しわけございません。多少ですけれども、発生するんですけれども、換地計画をする中で調整をしていくというところでございます。
62:
◯戸塚委員長 そのほか、いかがでしょう。どうでしょうか。
質疑ございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63:
◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、都市整備課所管につきましては終了といたします。
次に、建設課所管について、当局の説明を求めます。
土屋建設課長。
64: ◯土屋建設課長 (省略)
65:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがですか。
岡本委員。
66:
◯岡本委員 この中で、市道東同笠油山線(東同笠地内)の舗装補修工事で300万円債務負担行為補正をするわけですけれども、これ、具体的な内容というのはどのようなのかわかりますか。
67:
◯戸塚委員長 土屋建設課長。
68: ◯土屋建設課長 こちらの内容でございます。
資料の060─02のほうの補足資料にありますが、建設事業費明細書の8ページのほうに事業の沿革図を示してございます。
こちらにつきましては、150号から南側になりますが、こちらのほうこれまで、防潮堤の関係で、土砂の運搬路ということでさせていただいて入っていたわけなんですけど、おおむね土砂の運搬等も終わった中で、そのあたりの補修工事ということで、地元のほうとも約束事項になっているということの中でやるものでございます。
全体延長としましては470メートル、これをおおむね5年間をめどに補修していくというものになってございます。
69:
◯戸塚委員長 岡本委員、よろしいですか。
岡本委員。
70:
◯岡本委員 この区間というのは、これを見ると舗装補修工事と説明があるわけですけれども、防潮堤の工事のダンプが通過する道路でして、現状、歩道がないんですよね。ですから、単なる舗装の補修で終わるのか、それとも、これを機会に歩道も何らかの形で整備されるのか、その辺はいかがでしょうか。
71:
◯戸塚委員長 土屋建設課長。
72: ◯土屋建設課長 現在、計画している中では、舗装の補修ということで、舗装補修のみを考えております。
73:
◯戸塚委員長 ほかに、質疑よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
74:
◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、建設課所管については終了といたします。
次に、下水道課所管についての当局の説明を求めます。
内山下水道課長。
75: ◯内山下水道課長 (省略)
76:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。
どうですか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
77:
◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、下水道課所管については終了といたします。
以上で、議第60号については終了といたします。
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イ 議第61号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1
号)について
78:
◯戸塚委員長 次に、議第61号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
内山下水道課長。
79: ◯内山下水道課長 (省略)
80:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。
岡本委員。
81:
◯岡本委員 補正予算の中で、債務負担行為でシステムの使用料が850万円計上されるわけですけれども、これ、令和元年度につきましては、システム更新の準備をするということなんですけど、そうすると年度が変わると企業会計を導入しますので、発生主義ということに切りかわるわけですけれども、本当に令和元年度は、債務に当たるものは発生しないのかどうかですね。企業会計に移行した前後に、その辺の整合性がつくのかどうか、不都合なことが発生しないかどうか、その辺についてはいかがでしょうか。
82:
◯戸塚委員長 内山下水道課長。
83: ◯内山下水道課長 今年度に移行手続的なものをやっていただくというような形で、金額のほうは払わないというような形で、来年度以降、リース料等のものを見ていくというような形で進めておりますので、企業会計移行のほうには問題ないということでございます。
84:
◯戸塚委員長 岡本委員。
85:
◯岡本委員 その辺が、金は払わないという説明があったわけですけど、金は払わないだけであって、実際債務が発生しているんじゃないかとも思えるんですけれども、いかがでしょうか。
86:
◯戸塚委員長 内山下水道課長。
87: ◯内山下水道課長 準備作業というか、そういったものはないような形で、説明のほうが申しわけありませんでした。契約をしていくというような形でございます。
88:
◯戸塚委員長 部長、今の内山下水道課長の御答弁なんですけれども、今、岡本委員の質問に対して、少しいいですか。補足してもらえますか。
榛葉都市建設部長。
89: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの岡本委員の質問でございますが、システムにつきましては、今後5年間、まずはということで、今年度については契約のみを行うというような手順を踏むために今回債務負担行為補正ということで提案をしているということでございまして、3月31日、それから4月1日と切りかわって会計方針が変わるということなんですが、移行のための準備につきましては、今後5年かけてきっちりできると捉えているということで、それ以外の部分でしっかり移行できるように、準備が今整いつつあるということで御理解を賜りたいと思います。
90:
◯戸塚委員長 いいですか。
岡本委員。
91:
◯岡本委員 この後、水道課のほうもシステム更新の案件が出てくるんですけど、水道課のほうは、債務負担行為が令和2年度からという表示になってくるんですね。下水道課のほうは、令和元年度という表示になっていて、それぞれの課で、システム更新の債務負担行為について該当年度が違っているわけですけど、先ほどの内山下水道課長の説明ですと、システム更新の準備をするということで、実際に業者の労務負担というのがそこで発生するような気がしたものですから、その辺の整理についてどうかという考えを伺ったわけですけれども、実際の相手方の労務行為というのは発生しないという考え方でいいわけですか。
92:
◯戸塚委員長 岡本委員、水道課も一緒ですよ。令和元年度。
93:
◯岡本委員 じゃ、それならそれでいいです。
94:
◯戸塚委員長 答弁求めますか。
95:
◯岡本委員 はい。整合性がとれて問題ないと言ってくれりゃ、それでいいですよ。
96:
◯戸塚委員長 内山下水道課長。
97: ◯内山下水道課長 整合をとって進めておりますので、問題はないとお答えさせていただきます。
98:
◯戸塚委員長 ほかにどうですか、質疑。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
99:
◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第61号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 議第62号 令和元年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)について
100:
◯戸塚委員長 次に、議第62号 令和元年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
長島水道課長。
101: ◯長島水道課長 (省略)
102:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
103:
◯戸塚委員長 特に質疑もないようですので、以上で、議第62号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
エ 議第63号 袋井市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格並びに
水道技術管理者の資格を定める条例の制定について
104:
◯戸塚委員長 次に、議第63号 袋井市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の制定についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
長島水道課長。
105: ◯長島水道課長 (省略)
106:
◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
107:
◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第63号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
オ 議第71号 袋井市下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用する
ことに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
108:
◯戸塚委員長 次に、議第71号 袋井市下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
内山下水道課長。
109: ◯内山下水道課長 (省略)
110:
◯戸塚委員長 内山下水道課長、この件については、全員協議会でせんだって詳細な説明を議員が受けまして、内容的にはそのことをまた今説明をしていただいているという理解でいいわけですよね。全員協議会のときと。
111: ◯内山下水道課長 そうです。
112:
◯戸塚委員長 皆さん、いかがですか。また同じような説明をしていただかなくてもよろしいかと思うんですけれども、委員の皆さん、どうでしょうか。
いいですかね。特に全員協議会から変わるということはないと思いますので、議場で説明を受けておりますので、説明については割愛させていただくということでよろしいですか。皆さん、よろしいですね。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
113:
◯戸塚委員長 そのように進めさせていただきますので、ただいまの説明、途中で少し切りますけれども、全員協議会で皆さん説明を十分受けておりますので、質疑のほうありましたら、それぞれの委員の皆さんからいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。いいですか。
岡本委員。
114:
◯岡本委員 少しこれ、単純な疑問なんですけど、新旧対照表の11ページを見てみますと、これ会計の呼び方ですけれども、ここに書いてある特別会計条例から除かれるわけですけれども、これから後というのはどういう名称になるのか。少し教えていただきたいと。
115:
◯戸塚委員長 内山下水道課長。
116: ◯内山下水道課長 11ページのところでございますが、下水道事業会計というような形で企業会計になるというような形になります。
117:
◯戸塚委員長 岡本委員。
118:
◯岡本委員 特別という名称が除かれるだけであって、扱いについては従来の独立会計として何ら変わるところがないという認識でよろしいでしょうか。
119:
◯戸塚委員長 長島水道課長。
120: ◯長島水道課長 では、私から御説明をさせていただきたいと思います。
現在の水道事業会計のほうを持っておりますので、私のほうから少し御説明をさせていただきますが、下水道事業は地方公営企業法の全部適用をするに当たりまして、会計も独立するということになりますので、下水道事業の事業会計というような形で、独立した形でもって、予算、決算のほうを御報告させていただくようになると思います。
それに当たりましては、水道事業会計と同じような形で、財務諸表等々をつけさせていただきまして御報告させていただくということで、一般会計とか特別会計とは別に、下水道事業会計というような形で御報告させていただくというような形にさせていただくと思います。よろしくお願いします。
121:
◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
122:
◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、議第71号につきましては終了といたします。
これをもちまして、今委員会における付託議案に対する説明及び質疑等を終了といたします。
会議の途中ではありますが、ここで休憩としまして、10時45分から会議を再開いたしますのでよろしくお願いします。
(午前10時29分 休憩)
(午前10時43分 再開)
123:
◯戸塚委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
続きまして、当委員会に付託をされました議案について、討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
124:
◯戸塚委員長 討論なしと認めます。
ただいまから採決を行います。
初めに、議第60号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第3号)についてのうち、所管部門について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
125:
◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第61号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
126:
◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第62号 令和元年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
127:
◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第63号 袋井市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例の制定についてを採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
128:
◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第71号 袋井市下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
129:
◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、付託議案の審査は全て終了いたしました。
引き続き、報告事項に入ります。
────────────────────────────────────────
報告事項
ア 小笠山工業団地に係る北側区域の開発について
130:
◯戸塚委員長 初めに、小笠山工業団地に係る北側区域の開発についてを議題といたします。
当局の報告を求めます。
村田産業政策課長。
131: ◯村田産業政策課長 (省略)
132:
◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。
岡本委員。
133:
◯岡本委員 資料の2ページの開発方針の中で、南側区域が、分譲価格坪8万円で造成できるため、公社による開発を目指すということで、分譲価格の8万円が、近隣の工業用地に比べて果たして競争力があるかどうかということなんですけれども、一番近場の掛川市の淡陽の場所で、これ交通の利便性はもっといいわけですけれども、ことしの工業専用地域の基準地価が2万3,200円で、坪単価で7万6,500円、3万4,000平方メートル余あるわけですけれども、そういった基準値の価格になっているわけです。
小笠山の山麓開発につきましては、私、1期目の2回目の議会で、平成25年の9月市議会定例会で、造成費について、切り土によって出た土を海岸の防潮堤に持っていけば、全体が安く分譲できるんじゃないかという提案をしましたんですけれども、市の当局は場内処理をするという回答であったわけです。場内処理をすると、価格の押し上げ要因になる。当然、盛り土部分が発生しますので、価格の押し上げ要因になるということを言いましたところ、そうしたことを前提としても、当時の原田市長の答弁が、造成費、用地、合わせて坪単価5万円台になるものと想定しているという回答をしているわけですけれども、このわずか5年の間に、5万円を想定した分譲価格が8万円になっていると、それから8万円のほうが南側の区画で造成費が安く済む区画であるわけです。それを北側については、さらに造成費がかさむということが想定されるわけですけれども、その中で、競争力のある分譲価格が設定できるのかどうか、これが1点目です。
それから、2点目が、地権者の支払いですけれども、南側、北側で同程度になるように考慮するということですけれども、地区的な広がりと時間的な広がり、当然北側のほうが時間的にはおくれますので、その辺の時点的な修正を、今後どうやって図っていくのかということが2点目の質問で、もう一点は、土砂の買い取りですけれども、4ページに、防潮堤整備事業による買い取りが現着単価で立方メートル1,600円と書かれているわけですけれども、現状山土の現地渡しの相場が立方メートル大体1,000円ですね。そうすると、この1,000円が一応相場を反映するものとして、現地渡しの1,000円と現着単価の1,600円の、この差額の600円をどう想定しているのか。
この3点についてお伺いします。
134:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
135: ◯村田産業政策課長 岡本委員からの質問にお答えいたします。
まず、1点目の、競争力のある単価ということでの御質問です。
袋井市の工業団地、これまで坪単価、大体8万円が相場でありました。これは、市外は特に意識しておらず、袋井市内でこれまで売買してきた実例でいいますと8万円弱であります。8万円を上限に設定をしておりまして、これから詰めまして分譲価格を設定していきたいと思っていますので、この坪単価8万円というのは上限とさせていただきたいと思っております。
それから、2点目の北側の広がりということのお話がありましたけれども、これはスケジュール感で申しますと、8ページにございますように、今、北側区域につきましては、第1期の造成工事ということで、令和2年度の秋以降を今考えております。こちらは民間の手法によってなるべく早く手をつけていただきたいということで協議をしておりますので、これも第1期区画と変わらず、同じような形で進めていければと考えております。
それから、3点目の土砂の買い取りでありますけれども、これまで防潮堤のこともあって、これまでの実例を見てきた中で単価を考えております。この土の単価でありますけれども、通常1,600円、公共単価では1,900円ということなんですけれども、1立方メートル当たりの単価でありますけれども、この中には四つの要素がございまして、樹木伐採処分費、山から樹木を伐採する処分費が一つ、それから表土を掘削する処分費が二つ目、それから掘削積み込み、最後に運搬費と、この4種類の1立方メートル当たりの単価であります。こちらが購入土、公共でいきますと1,900円、塚本建設の提案は1,600円であります。
なお、豊沢方式を、こちらも単価に合わせてみますと1,700円弱で済んでおりますので、今回提案いただいている1,600円というのは非常に安いということで承知をしております。
136:
◯戸塚委員長 岡本委員。
137:
◯岡本委員 1番目と2番目の質問については、答えはそのとおりだと思うんですけれども、ただ、そこに着地させる具体策ということの説明が、今の中には何らなかったということで、今後、もう少し具体的に詰めを行っていただきたいと思いますけれども、その点はどうかということと、3番目の土の単価ですけれども、樹木の伐採から今積算していくと、1,600円と非常に安い金額だと思うんですけど、結論的に最終着地を競争力のある単価にするためには、この土の買い取り価格で、かなり調節しなきゃいかん必要性が発生してくるんじゃないかと思うんですけどね。
そうしたときにどう対応するかということ、今、すぐにその方針はないと思いますけれども、全体を概観するにどういう方針でいくのかということをお伺いしたいと思います。
138:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
139: ◯村田産業政策課長 まず、1点目の具体策ということでの御質問でありますけれども、南側区域につきましては、今考えているのはA区画をまず先行して造成をしていくといったときに、山林部分が特にありませんので、こちら場内処理ということで、以前、答弁をさせていただいたという経緯がございます。
北側につきましては、約65万立方メートルの土が発生しますので、その土を防潮堤へ持っていくということで、場内処理と申したのは南側区域での場内処理ということでございます。
それから、3点目の土砂の買い取りの件でありますけれども、これにつきましては、全体の事業費の中からというお話でありますけれども、土の、それぞれ今回、開発の条件ということで塚本建設から提案があって市が承認した条件の中に、しっかりとこちらの土の単価も協議をさせていただいております。
4ページにありますけれども、申出提案事項と、それから希望事項ということで、塚本建設から1,600円という単価がございましたので、この単価についてはこれが妥当かどうかということで、総体的に見てこのような、先ほど申し上げたような形で、安い単価ではできるということでありましたので、今回承認をしたということであります。
140:
◯戸塚委員長 岡本委員。
141:
◯岡本委員 さっきの単価の件ですけど、平成25年9月市議会定例会で、原田市長と産業環境部長の片桐部長が、私が、分譲価格の5万3,000円ではとても造成費から積み上げをしていっておさまらないんじゃないかということを申し上げて、具体策として切り土部分を多くして平地を多くつくるというようなことを提案しているんですけれども、その提案については是とされなかったんですけど、そうすると、平成25年9月市議会定例会で、市長も部長も5万円台で分譲価格におさまるという回答をしていて、わずか6年間の間、南側の条件のいいところでさえ8万円に上がっていると。
この辺の検証をしないと、今この計画を出されて、計画の最終年度は令和10年度になっているわけですよね。この6年間で、5万円台が8万円台に上がって、まだこれから先に10年近く計画を実行していくわけですよね。その辺の見通しがなぜ違ったのかということを検証しないと、全体の遂行というのが、やはり紙に書いてあるとおりにはいかないと思うんですけど、その辺はどういうように考えるのかということをお伺いしたいと思います。
142:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
143: ◯村田産業政策課長 平成25年度と申しますと、開発可能性調査を行って、その後、開発区域の検討図の作成、それから造成概略計画ということで、全体の計画をもらったというところまでだと思います。その後、平成26年度に分譲造成概略計画ということで、今、現実に5区画となっていますけど、そういった絵を描かれています。ですので、平成25年度、その時点でこの区域を開発したときの概算でそのような答弁をしたのではないかと思っています。
その後、測量等を重ねて詳細に設計を行っています。現在も詳細を行っていて、これまでにかかった、公社でかけた費用がありますのでその費用、これからその単価を今後も算出していきますけれども、なるべく安く販売できればと思っています。上限で今8万円と申しましたけれども、これまでの本市の実例で8万円を超えるともう協議にならないということがありますので、それを抑えるような形で、今後、進めていきたいと思っています。
144:
◯戸塚委員長 竹野委員。
145: ◯竹野委員 私の質問は、6ページのところで、塚本建設の申し出の条件で、これ私、事前に読んで、袋井市にとってはいいなと思ったんですけど、この設計のいろいろな今まで公社が投入した費用なんかも、塚本建設が負担してくれていると。ただ、どういう企業が進出するか、少し懸念が、先ほど第1期工事、一応塚本建設のほうではめどが立っていると。ただ、少し恐れるのはいわゆる産業廃棄物の事業者が来るんじゃないかと。今、御前崎市のほうでも大きな問題になっているからね。だから、どういう企業が来る見通しなのか、わかれば教えていただきたいですけれども。
146:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
147: ◯村田産業政策課長 竹野委員の御質問でありますけれども、今伺っているのは、物流の企業だと伺っています。
これからも、6ページ、開発の条件にございますように、企業と話をするときには、当然、事前に市の了解を得るとともに、地域、それから地権者に説明会などを開催して理解を得ると、そういった条件を付しましたので、これからも注意していきたいと思います。
148:
◯戸塚委員長 ほかにいかがでしょうか。
高木委員。
149:
◯高木委員 長年かけて取り組んできている中で、また、漏れ伺っているところによりますと、1名ほど地権者の合意が得られていないやに伺っているんですけれども、そこらの状況について、少しお聞きをしたいなと。
150:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
151: ◯村田産業政策課長 これまでに同意を、この事業を推進するための同意ということをいただいている中で、1名の方が同意をいただいていないという状況があります。
その方については、今現在、場所がそこを除いて開発をしようということで今進めていまして、話も、協議をしたんですけれども、同じ条件のところの代替が欲しいということで申し出があったものですから、基本的にそちらが、事業自体は反対ではないんですね。反対じゃなくて、同じ条件の代替が欲しいということがあったものですから、なかなかそれは厳しい条件であるなということがありましたので、引き続き協議をしていきたいと思っています。
152:
◯戸塚委員長 高木委員。
153:
◯高木委員 そうしますと、現状では開発を進めていく上では、特段の影響がないという言い方はおかしいかもしれませんけれども、その方の土地を除外した中でこの開発を進めていくことは可能ということで、承知してよろしいでしょうか。
154:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
155: ◯村田産業政策課長 高木委員のおっしゃるとおり、その区域を一部除いた形で、今、企業の造成を考えております。
156:
◯戸塚委員長 大庭委員。
157: ◯大庭委員 まちづくりに税収、雇用の促進ということで、企業誘致は大変重要でありまして、これが進められておりますこと、また、担当部署において鋭意進められていることに対して敬意を表したいと思いますし、平成16年、ごみ焼却場のクリーンセンターができたときから地域の皆さんが人口増を図りたい、あるいは勤める会社が近くに欲しいという強い要望を持ってこの事業が進められ、やがてもう15年目にかかろうとして、ここまで来て本当に私はよかったのではないかと思います。
整理する意味で確認しますが、南側A、B、C区画は公社が行って、A社は市内の製造会社に決まったと。あと、B、Cがあるわけですが、フォレストエナジー株式会社が、昨年、平成30年に、契約解除をしていると、その後に、先ほどの冒頭、村田産業政策課長の話だと、材料の調達の見通しがついたということで、また、復縁といいますか、この話が復活するような話がありましたけれども、B、Cに入るのか否か、それについて、まず伺いたい。
それから、あわせて市内製造業者というものについて、事業拡張で進出するのか、BCP、水害も含めて、いわゆる津波等のおそれを含めてこちらに来るのか。事業拡張なのか、それともただの移転なのか、それを二つ目。
それから、三つ目は、北側がD、E区画のうち、塚本建設がやっていただくということ。塚本建設がこういうように袋井市にかわってやるということは、市の職員の仕事が軽減できますし、私は本当に、市内業者、ありがたいことだなと思って聞いていました。
ここにB社、市内物流業者が来るということですね。D、E区画のごく一部ということだと思うんですが、西側の、北側の一部にB社が来るということですけれども、この市内物流業者も、先ほどと同様、BCPの関係で来られるのか、事業拡張で来られるのか、そこら辺についてお伺いしたいと思います。
それから、当該地は臭気がずっと心配で、それが随分問題になって、臭気指数13をクリアされていると、ずっと答弁でありました。
私がまちづくり対策特別委員会の委員長をやらせていただいて、企業誘致を当時の委員会の総意で、今の豊沢開発、トッパンにという提案をしたことと、そしてここの提案が当時あったわけですけれども、こういう中で臭気がとても心配をしていたのですが、この対策について、市内製造業者、あるいは物流業者、フォレストエナジー株式会社はどっちかというと、そういうような処理業者なものですから余り臭気は関係ないと思いますが、そこら辺の今後の展開の中で問題ないのか、そこについて。
158:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
159: ◯村田産業政策課長 大庭委員の御質問に順次お答えいたします。
まず1点目のフォレストエナジー株式会社でありますけれども、フォレストエナジー株式会社、これまで協議をしてきまして、優先交渉権が平成30年に切れたということで、優先がほかの業者に変わって協議を進めてきた、その中でA社が進出をしましたというところであります。
フォレストエナジー株式会社の進出の場所でありますけれども、A区画にはA社が入りまして、今、B区画を基本に、今、進めています。また、もう少し用地も欲しいということで、C区画の一部も検討をしているというところです。ですので、フォレストエナジー株式会社はB区画とC区画の一部を今、検討をしているところであります。
2点目でありますけれども、先ほど申し上げました、A区画に進出するということで、A社の移転でありますけれども、これは市内移転であります。理由はBCPです。今あるところが軟弱地盤のところに建物が建っているものですから、強固な小笠山、そこに移りたいということが理由であります。
それから、3点目でありますけれども、塚本建設と今お話をしている物流の企業でありますけれども、これは事業拡張と言えると思います。今も市内にありますけれども、若干狭いところがありますので新たにこちらに来ていただくということであります。
それから、4点目の臭気の関係でありますけれども、いずれも現場を確認しておりまして、臭気については、特に問題はないと伺っております。
160:
◯戸塚委員長 大庭委員。
161: ◯大庭委員 ということは、A社の転居後の土地というのは、何平方メートルあるか知りませんけれども、また有効活用されるということで、それも将来的には何か建物が建つのか。軟弱地盤で、BCPで、ビジネス・コンティニュイティー・プランニング計画、事業継続計画で抜けた後がただ更地になっているだけということはないと思うんですが、そこの使われ方、袋井市にとってまたさらに、有効有益な使われ方をするかどうか、もう、それはさらに有効に使われるということは、土地が倍、袋井市の中で有効に活用されるということですから、その方向性を伺っておきたいと思います。
それから、フォレストエナジー株式会社が、南側のB区画プラスC区画一部という話でありましたけれども、あくまでも優先契約は解除したけれども、この契約行為は前に、いわゆる材料の手配ができるということで、前へ進んでいるという理解でいいのか、再確認したいと思います。
それから、北側のB社、市内物流業者が事業拡張ということで、大変ありがたい話だなと思うのですが、北側の一番端ですよね、道路沿いの。そうすると、まだこの北側、面積的にかなり残っていると思うんですが、ここへのその後、例えば南側についてはC区画の一部をフォレストエナジー株式会社がとるということになると、もう南側はほとんど埋まったに等しいと、そうすると北側が、西側、東側と見ると、東側とあと道路沿いの一部が残っているということなんですが、今後の見通し、それについてどのようになっていくのか。
最近の企業の状況を、本市への進出の意向等、まだ考えていらっしゃる企業、その打診がまだ結構あるのか、小笠山はこれで埋まりそうなのか、それについて少し伺いたいと思いますけど。
162:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
163: ◯村田産業政策課長 まず、1点目の、A社の移転で、その跡地でありますけれども、今伺っている状況ですと、今、自社でそちらをまだ使っていきたいと伺っています。利用はまだ詳細には伺っておりませんけれども、いずれにしても引き続き自社で使っていきたいという意向は聞いています。
それから、2点目です。フォレストエナジー株式会社ですけれども、先ほど口頭で申し上げました。これ、正式にまた建設経済委員会等で御報告したいと思いますけれども、12月6日に申請をしたということで受理をされています。この申請はFIT申請でありまして、2019年度の単価でいきたいということで、未利用材が32円、それから一般材が24円という、この価格でないと今収支計画がとれないということで、慌てて12月6日の申請に合わせました。ただ、申請はして受理はされましたけれども、認定がまだされるかどうかわかりませんので、4月以降にとは伺っていますけれども、産業政策課とすれば、これは一歩前へ出ているという認識でおります。
それから、3点目でありますけれども、D区画の一部にということでありますけれども、これまだ、確実に概略設計が終わったわけではないものですから、物流企業もD区画の一部でとは伺っていますけれども、どれぐらい使うのかということをまだ詳細に協議していませんので、どの程度この土地がまだ残りがあるのかというところまで詰めていない状況でありますので、今後、協議を進めていきたいと思っています。
それから、南側については、A区画、B区画、C区画の一部ということで埋まりそうなイメージであります。北側につきましては、今、1社だけお話があるものですから、その後引き続き、塚本建設のほうにお願いするのと同時に、市のほうにもお話を伺っている企業がございますので、そこもタイミングが合えばお話をしていきたいと思っていますけれども、数社お話にありますけれども、なかなかスケジュール、それから面積が合わなくて調整が困難ということであります。
ですので、今後も塚本建設にお願いしますけれども、市も引き続き、企業誘致を行っていきたいと思っています。
164:
◯戸塚委員長 大庭委員。
165: ◯大庭委員 最後、A社が従前の土地を残して事業活動を継続しながらここを求めるというのは、それだけでも固定資産税が随分ふえるわけであります。あわせてフォレストエナジー株式会社が、事業活動をもし展開していただけるのだったら、これまた市にとっての税源、あるいは雇用の足しに大きく貢献、寄与ということになります。いずれにせよ今、想定しているA社、フォレストエナジー株式会社の今後、それからあわせてB社、物流ですね。大体、雇用人数でどれぐらいとりあえず、今わかる範囲でふえる見通しなのか、参考までに、アバウトで結構ですから教えていただきたいと思います。
166:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
167: ◯村田産業政策課長 A社につきましては約100人ぐらいだと伺っています。
168: ◯大庭委員 そうじゃなくて、増加率。
169: ◯村田産業政策課長 ごめんなさい。今の規模でいきますので、進出申し出の段階では100人であります。それから、フォレストエナジー株式会社につきましては、20人ということです。それから、物流については、ごめんなさい、確認をしていないものですから、今後確認をしていきたいと思います。
170:
◯戸塚委員長 そのほか。
高木委員。
171:
◯高木委員 今、大庭委員のほうからの質問の中で、やはりお答えとして、企業が進出するタイミング的なものが合わないというようなことでありました。これは急いでいるととっていいかと思いますけれども、そうした場合に、この土砂の搬出、防潮堤整備事業に、これが最終的には塚本建設のほうでいきますと、令和10年度の開発についてということなんですけれども、当然これ、県の中遠農林事務所とも協議をしながらこういう計画を進めているかとは思いますけれども、袋井市分だけでも早期に搬出することができるのか。それができることによって、企業誘致も進めやすくなるのではないかなというようにも思いますけれども、そういうことも可能かどうか。そこら辺も、特に豊沢工業団地の造成等については、かなり短年度で、急ピッチで搬出をしていただいて、トッパン・フォームズ株式会社が操業を開始したという例がありますので、企業のそういうスピード感というものにも少し対応していく必要があるかなと思いますけれども、その点について少し御見解をいただきたいと思います。
172:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
173: ◯村田産業政策課長 土の搬出でありますけれども、今、現時点で申し上げますのは7ページありますスケジュールであります。小笠山工業団地から第1期工事、これは塚本建設のほうも北側区域になりますけれども、12万立方メートルをまず早期に出すということ、それから、第2期工事で14万立方メートル出していくということで考えております。
なるべく早く塚本建設にもこちらの整備に取りかかっていただいて、防潮堤のほうの受け入れもしていきたいという、土の受け入れもしていきたいと思っています。
174:
◯戸塚委員長 高木委員。
175:
◯高木委員 特に、北側区域の部分、一部の農地転用が必要だということでありますので、その点については、やはり農政課とも少し協議をしっかりしていただいて、少しでも早く取り組んでいただきたいと思いますけれども、その点について、もう一回。
176:
◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
177: ◯村田産業政策課長 第2期工事ということで、東側を手につけるわけなんですけれども、そちら農地もございますので、農地を除いた部分で早期に土採取事業を行っていただいて、防潮堤のほうに持っていきたいと考えています。
農地がありますので、農地転用については、当然企業も決まっていないと農地転用はできないものですから、早期にそちらも企業誘致を行っていただいて、速やかに土のほうをなるべく早く出していきたいと考えております。
178:
◯戸塚委員長 ほかにはよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
179:
◯戸塚委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。
これをもちまして、報告事項を終了とします。
────────────────────────────────────────
その他(資料提供)
ア いわた・ふくろい業界研究フェア
180:
◯戸塚委員長 次に、その他(資料提供)に入ります。
委員の方から質疑があればお受けいたしますが、なければ各自ごらんいただくということにいたしたいと思いますが、いかがですか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
181:
◯戸塚委員長 以上で、付託議案の審査及び当局からの報告事項は全て終了いたしました。
これをもちまして、今定例会の建設経済委員会を閉会いたします。
(午前11時27分 閉会)
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